全国TUG
2017年度 総会
東芝ITユーザ会員企業の皆様におかれましては、日頃よりTUGの活動に多大なご厚情とご支援をいただき厚く御礼申し上げます。
TUGは本年で52周年を迎えました。これもひとえに会員の皆様のご支援の賜物とあらためて心より御礼申し上げます。今後も新たな気持ちで、TUGの理念である「出会いを大切にし、夢を語り、知恵を共有し、笑顔と自らの成長を実感できる活動」を目指してまいります。
2017年度に入り、米国の航空会社で顧客に対する対応が、立て続けに問題となり瞬く間にSNSで拡散したことで批判が広がりました。業績のために当然のように行われているダブルブッキングのなか、乗務員の移動優先で顧客サービスを犠牲にした結果、企業価値を左右しかねない問題になりました。
この他にも北朝鮮問題や貿易不均衡など、相反する要求の落としどころが問題を複雑にしているような気がします。
さて、来る7月7日、2017年度TUG総会を日本工業倶楽部にて開催いたします。
特別講演では、筑波大学 教授の松崎一葉氏をお招きし、「『働き方改革』と『業績向上』この相反する要求に応えるための理論と技術」とて、正に我々が日々問われ続けている課題解決のヒントをお話いただきます。
また、東芝デジタルソリューションズ株式会社は、東芝IoTアーキテクチャーSPINEXを中心に同社のIoTへの取り組みや導入事例をご紹介いただきます。
さらに、永年TUGの発展にご尽力いただいた皆様へ感謝を込めて、表彰を行います。
情報システム部門やIT活用部門にとりましては、近年は企業経営に直結する多種多様な課題が顕在化する中、TUGはその解決の糸口を掴む上で絶好の情報交流の場であります。
この機会に全国から多くの会員のみなさまにご参加いただきますようお願い申し上げます。
東芝ITユーザ会 会長
西村 巌
セミナー詳細
日時 | 2017年7月7日(金) 総会 14:30〜17:20 懇親会 17:30〜19:00 |
場所 | 日本工業倶楽部 会館 2階 大会堂 会館 2階 大会堂 東京都千代田区丸の内1-4-6 (東京駅丸の内北口より徒歩2分) TEL. 03-3281-1711 |
お申込方法 | ●Webからのお申し込み >>申し込みフォーム(別ウインドウで開きます) ※お申し込みフォームに入力いただく前に必ずお読みください。 ●FAXからのお申し込み お申し込み用紙(PDF形式/121KB) *6月30日(金)までに事務局へお申し込みください。 |
参加費 | 総会・懇親会ともに無料 |
当日の受付 | 14:00より2階会場入口において受付を開始いたします。 ※お手荷物は1階エントランス横のクロークをご利用ください。 |
プログラム
時間 | 内容 |
14:00 | 開場 受付 2階 大会堂 |
14:30 | 開会の辞 総会実行委員長 岡ア 栄一 |
14:40 | 特別講演 「『働き方改革』と『業績向上』この相反する要求に 応えるための理論と技術」 筑波大学大学院 医学医療系 教授・医学博士 松崎 一葉 氏 |
16:10 | 休 憩 |
16:25 | 功労者表彰 |
16:30 | 挨 拶 東芝ITユーザ会 会長 西村 巌 |
16:35 | 祝 辞 東芝デジタルソリューションズ株式会社 取締役社長 錦織 弘信氏 |
16:40 | 講演
「日本発のデジタル変革とそれを支える 東芝IoTアークテクチャ『SPINEX』」 東芝デジタルソリューションズ株式会社 取締役 IoT事業開発室 室長 沖谷 宜保 氏 |
移動 | |
17:30 | 懇親会 3階 大ホール |
特別講演
「『働き方改革』と『業績向上』この相反する要求に応えるための理論と技術」
筑波大学大学院 医学医療系 産業精神医学・宇宙医学研究グループ 教授
松崎 一葉 氏
- 【プロフィール】
- ●研究テーマ
・知的労働者のメンタルヘルス予防システムの開発研究
・究極のストレスを乗りきる資質育成・人材開発プログラムの策定
・宇宙飛行士の適性と資質評価に関する研究
・想定外に強い資質とはなにか?
・採用における「伸びしろ評価」研究
●所属学会および役職
日本精神神経学会,日本産業衛生学会(評議員),
日本産業精神保健学会(理事),日本宇宙航空環境医学会,
日本思春期学会(常務理事),日本社会政策学会,
宇宙飛行士健康診査専門委員会・委員,
宇宙航空研究開発機構(JAXA)・客員研究員(併任),
茨城労働局・地方労災医員
宇宙飛行士が働く宇宙空間は、微小重力、閉鎖環境という特殊な条件下で「極限の職場環境」といえます。
松崎氏は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携し、宇宙環境におけるストレスがメンタルヘルスに及ぼす影響を研究されています。
一般企業においても様々なストレスが存在し、「働き方改革]しながらも「業績向上」が求められています。
この相反する要求に応えるための理論と技術について、様々な研究から得られた知見をお話いただきます。
講演
「日本発のデジタル変革とそれを支える東芝IoTアークテクチャ『SPINEX』」
東芝デジタルソリューションズ株式会社
取締役 IoT事業開発室 室長 沖谷 宜保 氏
- 【概要】
- 人、モノ、ことが自在にむすびつき、技術が、製品が、サービスがリアルタイムにつながる世界が実現されつつあります。これを実現するキーワードが「デジタル」であり、デジタル化によって新しいサービスが次々と産まれています。これまでのイノベーションと違い、参入障壁の低さと圧倒的なスピード感が特色です。
東芝では、このデジタル変革を支えるIoTアーキテクチャー「SPINEX」を定義し、これに準じた製品を次々と提供していきます。 IoTやビッグデータ、AIといった先進のテクノロジーと、さまざまな現場で培ってきた東芝の豊富な技術や知見を結集し、グローバル標準を取り入れたオープンで柔軟なシステムを提供することで、お客さまのデジタルトランスフォーメーションを実現し、ビジネス変革を支えていきます。
本講演では、デジタル変革に関する世の中の動向を解説し、対応する東芝の取組みを「SPINEX」の特長や最新事例を通してご紹介します。
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