全国TUG

2016年度 システム研究会 成果発表会

2016年度TUGシステム研究会 成果発表会を以下のとおり開催いたします。
今年度は、関東地区5分科会と東北・中部・関西の3地区の分科会が参加し、8分科会で成果発表会を開催いたします。
59名のメンバーが、各分科会で1年間を通じて活発な意見交換と研究・考察を行って参りました。全国のTUG会員のみなさまへ1年間の研究活動の成果をご紹介させていただきます。日頃の業務から生まれる様々な課題や悩みに対する解決策や最新の技術動向などの分かり易い解説、そしてこれからの情報システム部門のあり方や人材の育成など、成果発表には様々な課題解決への糸口が盛り込まれています。この機会に、これからの企業情報システムに携わっていく我々が取り組むべきテーマをともに考えてみましょう。
会員のみなさまから多数のお申込みを心よりお待ちしております。

日時

2017年3月9日(木)10:00〜16:45 (受付9:30〜)

会場 きゅりあん別ウインドウで開きます(品川区立総合区民会館)1階 小ホール
参加費 無料
申込締切

3月2日(木)

申込 申し込みフォーム
※お申し込みフォームに入力いただく前に必ずお読みください。

◆スケジュールと発表概要

※ご興味のあるテーマをご聴講ください

時間 内容
10:00〜 システム部会長挨拶
10:10〜 発表1:関西地区分科会
働くにあたって誰もがぶつかる問題、それは「やる気」です。目に見えないやる気をコントロールできたら、と一度は思ったことがありませんか?しかし、具体的な行動に出る人は、多くいないと思います。理由は「やる気は漠然としたもので、どのように行動をすればよいか分からない」「明確な指標がなく、やる気を上げる方法が分からない」ことにあります。
本分科会では、人のコンディションデータに着目し、やる気アップに必要な「やる気の数値化」を実施し、分析結果から導き出された「やる気向上のための取り組み(レコメンド)」を提示するツールの構想を提案いたします。
10:50〜 発表2:東北地区分科会
近年,健康やダイエットを意識して運動を始める人が増えており、「ウォーキング」は、手軽に始められる運動として人気です。一方で、「ダイエットの効果を実感できない」、急な運動のため「ひざや腰を痛めてしまう」といった悩みを抱えている人も少なくありません。本分科会では、「身体に負担を掛けないダイエットに適したウォーキングのサポート」を研究テーマとし、小型センサーを使用して、歩行時の身体の動きを取得・分析することで、「理想的なウォーキング」をサポートするアプリを開発しました。私達の研究成果をご覧ください。
11:30〜 発表3:中部地区分科会
中部分科会は、人を幸せにするシステムを作り、社会へ貢献することを目指しています。近年、仕事や家庭生活のストレスを感じる人が増加傾向にあり、「ストレス」への関心が高まっていますが、私たちは、適度なストレスで過ごすことが「幸せ」に繋がると考えました。そこで、ストレスを「把握・調整・予防」することを目標に、各種センサ情報をネットワークに接続し、IoTの要素を盛り込みつつ、ストレス状態を可視化するシステムを開発してきました。ストレス度合いの可視化、及びユーザへの提示方法を研究しましたので報告します。
12:10〜 昼休み
13:10〜 発表4:クラウド時代に求められる運用管理・ITサービスマネジメントを研究する分科会
貴社では、システムをクラウド化して運用する事を検討されていませんか?近年、システムのクラウド化についての情報が、コスト意識の高まりなどを背景に、さまざまな形で取り上げられています。しかし、要員や資産面など、単純な導入コスト面ばかりが注目されるあまり、運用面まで含めた十分な評価、検討がされず、総合的には期待していたほどの効果が得られない企業も多くあります。そこで当分科会では、クラウドを導入する際に見落としがちとなる、運用管理の面も考慮した総合的なクラウド化指標について研究しました。
13:50〜 発表5:プロジェクトにおけるリスク管理を研究する分科会
「プロジェクトのリスク管理をしなければ!」・・・そう思ってはいても、上手くできていない。一方でリスク管理をしているのに失敗案件ばかり生まれてしまう。「どのようにリスク管理をすればいいのだろうか?」「今のリスク管理のやり方で本当に合っているのだろうか?」そんな想いを抱えているプロジェクトマネージャーの方もいるはずです。そこで、本分科会では、リスク管理をこれから本格的に取り組みたい会社に加え、すでにリスク管理をしている会社にも導入できる、まさに“痒い所に手が届くリスク管理手法”について議論・研究しました。今回は、その成果を発表いたします。
14:30〜 発表6:IoT時代のオープンなIT環境でセキュリティ確保を研究する分科会
近年、ビッグデータへの需要拡大とセンサー技術の小型化などが進んだ結果、IoTデバイスは急激に増え続けています。2020年には250億個に達するという試算もあり、IoTと私たちの暮らしが、益々密接にかかわってくる時代がやってきます。そのような中、セキュリティをどう確保するかが課題となっています。本分科会ではIoTが抱えるセキュリティ課題と解決に必要なことを考えました。発表会では、「家庭内でのIoT」と「セキュリティの可視化」というアプローチから、IoTデバイスの利用者自身でセキュリティを確保する方法を提案します。
15:10〜 休憩
15:20〜 発表7: メディアインテリジェンス活用研究分科会
コンピュータが人の言動や意図を理解できるようになってきました。画像認識で周囲の状況を把握したり,音声を認識して翻訳したりとその活用範囲は日に日に増えています。本分科会では,人々の生活やビジネスで欠かすことができないコミュニケーションに着目し,その中でも耳の不自由な方とのコミュニケーションのサポートにメディアインテリジェンスを活用できないか検討しました。今回、手話に焦点をあてた、コミュニケーションサポートシステムを企画しましたのでご報告します。
16:00〜 発表8:クラウド時代のシステム開発に取り組む分科会
急速な発展を遂げるICT社会に彗星のごとく現れたクラウド。クラウド上で開発するって何だろう?という疑問と興味を持った、開発スキルも経験年数もバラバラのメンバー13名が集まり、雲の向こうに手が届けと言わんばかりに全力で課題に取り組みました。事務局から与えられた課題、それは「フリーマーケットシステム」を構築すること。"システム開発の品質向上"をサブテーマとして、13人を無作為に2チームに分け、異なるアプローチで課題に取り組みました。自分たちで考えたアプローチが、品質向上にどのような影響を与えたのかご報告します。
16:40〜 成果発表 講評

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